タイでバイクを運転するときのいくつかの注意点

タイでバイクを運転するときのいくつかの注意点

タイでバイクを持つと一気に行動範囲がひろがって便利になる。まさに羽が生えたような気軽さ、自由さを体感できるだろう。その代わり、タイ特有だなと思われる事柄も発見することになる。ここでは、タイでバイクを運転するときのいくつかの注意点を紹介してみたい。

 

片側二車線以上の道路だったら、一番左側の車線を走らないといけない

 

たとえば、スクンビット道路を走っていたら、複数の車線があるうち一番左の車線を走らねばならない。そういうルールになっている。

 

これに違反すると、たまに警察が待ち構えていて取り締まりを受ける羽目になる。手持ちの現金が無い場合、免許証を預けて近くのATMまで金をおろしに行ったこともある。

 

抜き打ちで警察が待ち構えているので、逃げるのは容易ではないだろう。

 

バイクでバイパスの橋を渡ったら罰金

 

これも前述のようなバイクが通行禁止のところを通ったときに罰せられるルールと似ている。例えば、ラムカムヘンには距離の長い橋があるが、あれは地上の道路が渋滞しているときについつい使用したくなる。

 

「大丈夫だろう、警察などいないはず」と思ってバイパスを使ったら、バイパスの方も渋滞していて、一番左側に警官が1人で待ち伏せをしていて捕まったことがあった。

 

普通はバイパスを降りたところで警官が待ち伏せているのがほとんどである。これもランダムな抜き打ちなので、捕まったら逃れようが無い。

 

バイクでも飲酒運転は捕まるので飲んだら乗らないようにしよう

 

今はかなり厳しいようだ。筆者も夜に郊外を走っていて検問に遭遇したことがあった。アルコール検知器に息をフーッと吹きかけるアレだ。飲んでなかったから特に問題はなかった。

 

夜にバイクや車で走っていると、交差点の前で車が停車しているような場面に遭遇することもある。事故ではなくて車が停車したままなのだ。何だろう?と思って知人に聞いたら、あれは飲み過ぎて車中で運転手が居眠りをしているらしかった。

 

交差点で信号は赤でも左折は可能(ただし例外もある)

 

これはタイ特有と思った交通規則だった。すなわち、交差点で信号が赤だったら、日本なら停車していないといけない。タイの場合、左折することが出来るのだ。

 

ただ、交差点によっては左折禁止の場合もある。パタヤ市内でそういう左折禁止の場所があった。道路標識は見落とさないようにしたいところだ。

 

バンコク中心部では駐車場を見つけるのに苦労する

タイでバイクを運転するときのいくつかの注意点

 

バンコクでバイクに乗っていると駐車場が中々見つからなくて困ることがある。あったとしても、満車の場合別の駐車場を探して彷徨うことになる。

 

筆者の場合、バンコク市内で複数の用事があるときには、オンヌットのテスコの駐車場にバイクを停めて、そこからBTSやバスに乗って移動するようにした。

 

タイでバイクを運転するときのいくつかの注意点

 

用事が終わるごとにバイクで移動して駐車場を探すのは面倒くさいからだ。