番外編 回転さんの「海外放浪中にうまく友人宅に居候する方法」

番外編 回転さんの「海外放浪中にうまく友人宅に居候する方法」

アメリカとメキシコを放浪後、タイで働く回転さんに、このページでは海外放浪中に友人宅に居候する方法を語ってもらった。回転さんは合計で6回の居候を成功させた人である。その経験から編み出された独自の居候理論は読者の方々にも大いなる示唆を与えてくれることだろう。

 

さて、「居候をさせてもらう」という行為は、ともすれば友人・知人をも失いかねないことである。

 

何の戦略も持たずに居候を試みれば、居候を打診された友人は、、、

 

「こいつはいつまで俺の家に居座る気だ!?」

 

という懸念を抱くこともあるだろう。そういった居候先の人たちの不安を払拭するための技術をここでは回転さんに語ってもらう。

 

 

 

居候の期限を設ける

 

やみくもに「居候させてくれ」と言っても、断られる可能性があります。ここでのテクニックは、「いつまで居候するか」というのを友人に伝えることです。そうすることにより、居候を頼まれた友人の側では、安心感をもつことが出来ます。

 

例えば、「部屋を借りるまでの時間、居候させてくれないか?」と頼んでみましょう。これなら期限はきちんと設けられています。

 

スケジュールを友人に伝える・コミュニケーションを密にとる

 

「今日は、どこに行って来たよ」
「明日は、どこどこの遺跡を見に行くよ」
「来週の日曜日はマーケットに遊びに行く」

 

こうやって友人との報連相を欠かさないようにしておくことが大事です。

 

スケジュールを出すと、色々頼まれ事はされますが、それは居候としての勤めですかね。メキシコシティーにいた頃は、友人からなぜか分からないですが、花を買って来てくれと言われました。

 

マリーゴールドという花でした。市場でよく売られていたんです。なぜその花が欲しかったのかは今でも分かりません。

 

お金は要求されませんでしたか?

 

大丈夫ですよ。向こうはお金が無いのを知っていて居候させてくれてましたから。友人はホテルに勤めていてちゃんとお金を持っているんです。

 

よくホテルで余ったチケットをもらい、ココボンゴというクラブに一緒に遊びに行ったりもしました。

 

部屋の掃除をよくやると喜ばれる

 

居候をしていたときは部屋は掃除と皿洗いなどはよくやるようにしていました。

 

「彼がいるといつも部屋がきれいだね」と言われたらシメたもんです。自分にとって、住みやすく快適な環境の方がよかったので、自然に掃除をしていました。だって、机の上が汚かったら嫌じゃないですか。

 

実際にあったトラブル

 

スペイン語なのでよく分からないのですが、居候していた家に女の子が押し掛けてきて、友人と何か口論が始まったこともありました。向こうの人は感情表現が豊かというか、大声で泣き出したりなんかしてましたね。私は部外者なんで何もしてあげることは出来ませんでした。

 

タイで友人宅に居候したい人へのメッセージ

 

友人との距離感を詰めないことが大事です。新妻ではないので、適度な距離感を保ちつつ居座らせてもらうことが大切です。

 

相手の生活リズムを崩さない、それって重要ですよね? 友人・知人は普通働いていることでしょう。相手の仕事の邪魔をしないように心がけるのが大事です。

 

あとは自分の生活リズムも守れれば居候生活は成功したと言えます。