出来るだけ多くの人材紹介会社に登録しよう

出来るだけ多くの人材紹介会社に登録しよう

出来るだけ多くの人材紹介会社に登録しよう

 

タイでの職探しで、キーとなるのは人材紹介会社への登録である。人材紹介会社を利用するメリットは、職探しが楽になることがあげられる。一度、登録を済ませてしまえば、あとは登録者のスキルや経歴に応じた求人案件を紹介してくれる。登録者は気に入った求人にエントリーをし、書類選考が通れば面接に進むという流れである。

 

出来るだけ多くの人材紹介会社に登録するとよい

 

バンコクには数多くの人材紹介会社がある。時間の許す限り、複数の人材紹介会社へ登録しておくと自分の進みたい業界や企業に入れる可能性が高くなる。

 

他社では扱っていない案件なのにも関わらず、たまたまエントリーできる求人にも遭遇できるチャンスが広がる。

 

エージェントとの連絡はマメに行なうようにする

 

複数の人材紹介会社から紹介された求人数が多くなってくると、求人の管理も大切な作業になる。最低でも以下のような項目の入ったリストを作成しておくと管理がしやすくなる。

 

  • 「どこから紹介された求人か(人材紹介会社名)」
  • 「求人名」
  • 「勤務地」
  • 「職種」
  • 「給与」
  • 「エントリーしたか、しないか」
  • 「書類選考通過、否か」
  • 「面接通過、否か」

 

こういったリストを元に、エージェントに対しては「どこどこの会社にエントリーしている」という情報はマメにメールなどで送っておくと、エージェントとの関係も良くなるだろう。

 

たくさんのエージェントに登録しておくと、同時期に同じ求人案件が重なることもある。複数のエージェントから、同じ求人案件を紹介された場合、後から紹介してきたエージェントにはあらかじめ断りを入れるのが礼儀だろう。人材紹介会社を使って就職活動をする場合、そういうマメさは重要である。

 

数多くの人材紹介会社に登録しておくことで、仲の良いエージェントも見つかる

 

筆者はタイの人材紹介会社に5社以上登録している。中にはひどい対応をしてくるエージェントもいた。希望給与のことで嫌味を言って来るエージェントもいたし、一度内定が出た企業を断ったときに散々非礼な言葉を投げつけて来るエージェントもいた。

 

だが、ひどいエージェントばかりではない。きちんと求職者のキャリアプランについて真剣に考えてくれたり、内定後のサポートもしっかりやってくれるエージェントもいた。エージェントとの相性もあるので、多くの人材紹介会社に登録しておくのが大事なのである。

 

エージェントと仲良くなっておくと、ブラック企業情報を教えてくれることもある

 

とにかくエージェントとは仲良くなっておくべきだ。エージェントも人間だから、何人もいる求職者をすべて平等に商品として扱っているわけではないだろう。親しくなった求職者に対しては、企業に関する裏情報を教えてくれることもある。

 

とくに、タイのブラック企業情報などは重要な情報だ。日本だったら、ネットで検索すれば会社の評判がある程度は情報として集められるだろう。だが、タイの会社の評判というのはネットでググっても簡単には出て来ない。そもそも現地採用として働いている日本人の数が少ないので、ブラック企業があってもネットには上がって来ないのかもしれない。

 

そうであるから、エージェントから、

 

あの会社ですか、仕事が忙しくて帰るのはいつも午前様らしいですよ
業務がマニュアル化されてないらしくて、書類整理が大変で時間がかかるそうです

 

などという生の声が聞ければ大助かりだ。ブラック企業への入社を未然に防ぐことが出来る。