ゴルフは大丈夫かどうかについて

ゴルフは大丈夫かどうかについて

タイで働くときに、必ずと言っていい程、聞かれることがある。それは、、、

 

ゴルフは大丈夫ですか?

 

ということだ。

 

技術職ならまだしも、営業職ともなれば、土日の休日の際に接待ゴルフに駆り出されるケースというのは多くあるだろう。

 

休日のゴルフ接待というのは無給で対応しなければならないのも問題だ。(ゴルフ費用を会社が出してくれるところもあるようだ。)

 

「ゴルフはやりたくないんですけど、、、」なんて言おうものなら、

 

「営業だったら休日のゴルフも黙って参加して、お客さんを楽しませるもんだ、それが営業の仕事だろ!」

 

と一喝されそうである。

 

なぜ、そんなにゴルフをしたく無いのか?

 

このページをまとめるにあたって、筆者のゴルフ観を皆さんに最初に伝えておく。

 

筆者も、別にゴルフというスポーツが嫌いなわけではない。

 

でも、何でタイで働いているビジネスマンというのはなぜこうも画一的に、休日といえばゴルフ!という行動を取ろうとするのかが意味不明なのである。

 

スポーツだったら他にもあるだろうにと思う。テニスをやってもいいし、ビリヤードをやってもいい。卓球をやったって構わないだろう。

 

休日にゴルフをやることで、横並び的な日本の会社員的発想に従属させられるのが嫌なのである。もっと言えば、休日の早朝に起床してゴルフに駆り出され、午後まで時間を取られるのが嫌なのである。せっかくの休日なのに、自分の好きなことが出来ず、会社から言われるままにゴルフに参加させられるのはしんどいことだ。

 

ただ、これが駐在員となると話はまた別になってくるかもしれない。駐在員は会社での地位が高くなればなるほど、「休日にゴルフしたくない!」とか個人的な考えをもとに動けなくなる可能性が高くなると思う。個人的な考え方の部分を抑圧して、出世の階段を一歩一歩登って来たのがある種のサラリーマンの姿であるとしたら、休日のゴルフ接待は何が何でも付き合うという発想が出て来てもおかしくはない。

 

接待ゴルフがあるかどうかは面接時にチェックしよう!

 

営業志望だけれど、どうしてもゴルフだけはやりたくないと思っている方も多いだろう。

 

これは面接時に単刀直入に面接官に聞いてみるべき質問だ。すなわち、接待ゴルフがあるのか無いのかどうか。

 

この辺を曖昧にして入社し、後で嫌々ながら参加させられるようなのは避けたいところである。

 

接待ゴルフがあったとしても、会社の戦力になってから参加の場合が多い

 

営業として入社後、土日の休日ですぐに接待ゴルフに参加させられるというケースはあまり無いのではないかと思う。筆者の場合も過去2社で営業を担当したが、入社後すぐに「おい、今度の土曜日にゴルフに参加してくれ!」なんて言われたことは無かった。

 

通常の業務がきちんとこなせるようになってから初めてゴルフの付き合いも生じ始めるのではないか。

 

まとめ

 

接待ゴルフには参加しない!、休日にゴルフはやらない!という生き方が選択できるのも現地採用という働き方の特徴の一つである。

 

雇用条件や待遇面には不満があったり、駐在員に対して圧倒的な差を付けられていたとしても、会社へそこまで縛られることが少ないのである。

 

出世はしなくてもいい、給料も高く無くて構わない、好きなタイで好きなことをして過ごしたいという向きにはやはり現地採用というのは打ってつけなのかもしれない。

 

日本の本社採用であれば、全人格的な会社への従属をトレードオフとして、高賃金や高待遇、定年までの身分の安定などが与えられているといっても過言ではない。